高卒が保育士の資格を取るには

保育士資格を取得する場合、最終学歴が高校卒業である場合には、どんな方法で取ることができるのでしょうか。その方法を詳しくご紹介します。

◎高卒で保育士試験を受ける場合は、受験資格に注意

高卒で保育士資格を取るには、保育士の国家試験を受験して合格する方法があります。養成学校に通うよりも短期間で資格を取れる可能性があり、費用も安く済むのがメリットです。

しかし、平成3年4月から受験資格が変更になり、受験するには短大卒程度以上の学歴が必要となりました。つまり、4年制大学、短期大学、高等専門学校、2年制以上の専門学校を所定の単位を取得して卒業した人に受験資格があります。

ただし、この変更に伴い、次のような人にも依然として受験資格が認められています。

・平成3年3月31日以前に高校を卒業した人

・高校の保育科を卒業した人については、平成8年3月31日以前に卒業した人

・児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間以上、保育の仕事に従事した経験がある人

(児童福祉施設とは、児童福祉法が定める11施設をいいます)

平成27年からは対象施設が広くなり、児童福祉施設以外でも法が定める14施設で2年以上かつ2,880時間以上、保育の仕事に従事した経験がある人は、受験地の都道府県知事の認定を受ければ受験資格を得られることとなりました。

また、最終学歴が高卒になる人としては、4年制大学を中退した人も含まれます。そのような人の場合は、大学に2年以上在学して、かつ62単位以上修得していれば受験資格が認められています。

◎保育士養成学校に入学して卒業する

厚生労働大臣の指定する保育士養成学校をきちんと単位取得して卒業すれば、別途試験を受けなくても保育士資格を得ることができます。時間も費用もかけられるなら、卒業すれば国家試験を受けることなく保育士資格がもらえるよい方法といえます。

保育士養成学校は2年以上のカリキュラムを持つ保育の専門課程を持つ学校(4年生大学、短期大学、専門学校)です。保育学科以外の大学・短大や保育専門学校以外の専門学校を卒業しても、保育士国家試験の受験資格は得られます。

◎通信制大学に入学して卒業する

保育士養成学校を卒業すれば無試験で資格を取れますが、実際に学校に通うのは難しい場合もあるでしょう。そんな場合は、大学や短大の通信教育を受けても同じように無試験で資格を取ることができます。自宅で勉強し、定期的にスクーリングを受けながら単位を取得してゆき、卒業すれば保育士資格が手に入ります。

◎通信教育で受験資格を取得し国家試験を受ける

高卒で例外措置の要件もみたしておらず国家試験の受験資格がない場合には、通信教育で受験資格を取得するという方法もあります。

(まとめ)

高卒でも、保育士資格を取得できるいろいろな方法があります。時間と費用に余裕がある場合は学校に通うこともできますし、受験資格をみたしていれば国家試験を直接受けることも可能です。自宅で勉強したい場合には通信教育を選択してもよいでしょう。

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