保育士の資格取得の学校

保育士の資格を取るには専門的な勉強が必要になります。ここでは、学校へ入学し、資格取得をめざす方法についてまとめてみます。

 

◎保育士養成学校を卒業すれば試験なしで資格が取れる

厚生労働省の定める「保育士養成課程」を設置している保育士養成学校(4年制大学、短期大学、高等専門学校、専門学校)を卒業すると、国家試験を受けることなく卒業と同時に保育士資格を取ることができます。卒業するには、所定の科目を履修し、保育園実習(教育実習)を受けて単位認定を受けて卒業することが必要です。

 

勉強する科目は必修科目と選択必修科目、教養科目に分かれています。細かな履修内容は学校によって異なりますが、教育原理や、保育原理、心理学、表現技術(音楽、言語、造形)といった保育に関する基本的な勉強は、文部科学省の定めに従い、どの種類の学校でも行います。2年間のカリキュラムでは、1年目は基礎理論の勉強、2年目はより実践的な実習授業と振り分けているところが多いようです。

 

◎4年制大学・短大

4年制大学は、卒業までに時間と費用がかかりますが、広く乳幼児教育の方法について学んだり、心理学など保育に関連する分野などを履修して、より深く保育を勉強することができます。短期大学には2年制と3年制がありますが、近年は3年制の短大が多くなっています。4年制大学と同様、いろいろな科目を総合的に勉強できるのが特徴です。ただし、短大は短い期間でたくさんのことを学ばなくてはならないので、カリキュラムがハードになります。

 

また、大学や短大では幼稚園教諭2種免許も同時に取れるところが多いようです。大学では、小学校教諭1種免許が取れるところもあります。

 

◎保育専門学校

2年制専門学校は、学校を卒業することで資格を得るパターンの中で、最短で資格取得できるのが魅力です。大学や短大のように広く学ぶというよりは、保育の専門分野に絞って学ぶことになります。幼稚園教諭2種免許は同時に取得できません。

 

◎通信教育の学校

最寄に保育の学校がない、時間的に学校に通うことが難しいといった場合には、大学や短大の通信教育課程を修了するという方法もあります。数としては少ないですが、次の様なメリットがあります。ただし、スクーリングがある場合に指定の場所まで通えるかどうかチェックしましょう。

 

・通信制なので全国どこの学校でも受講できる

・自宅で勉強できるので仕事を持っている人でも両立可能

・通常の大学・短大に比べ学費が安い

保育士の資格が得られる学校には、実にいろいろな学校があります。期間や費用、カリキュラムもさまざまですので、よく調べて自分に合った良い学校を選んでください。


保育士の資格取得は通信講座でも

保育士の資格を取りたいと思っても、あたらめて学校に通うことが難しい人もいるでしょう。そんな人には通信という方法もあります。その内容をご紹介します。

 

◎保育士の資格を取る方法は2通り

保育士の資格を取る方法は2通りあります。保育士の養成学校を卒業するか、もしくは保育士の国家試験を受験して合格することです。この2つの方法に、ぞれぞれ通信の講座があります。

 

◎通信制大学や短大で学び、卒業と同時に無試験で資格を取得

厚生労働省が定める保育士養成学校を卒業すると、卒業するだけで保育士資格が授与されます。保育士養成学校は4年制大学、短期大学、専門学校ですが、通信制の大学・短大も含まれます。通学型の学校に比べて圧倒的に数は少ないですが、全国にあります。通信課程ですが実習はありますし、スクーリングがあるところも多いです。

 

保育士の国家試験は、平成3年から2年制短大終了程度に変更されており、最終学歴が高卒以下の人は原則、受験資格がありません。(一部、要件をみたした人には例外措置があります。)ですから、資格を取るには保育士養成学校を卒業することが必要になります。

 

通信制大学や短大の保育課程は、こんな人に向いています。

・近くに保育の学校がない

・仕事と両立したいので通学は無理

・確実に資格を取りたい

・自宅でゆっくり勉強したい

・大学・短大卒業の最終学歴が欲しい

・国家試験の受験資格がない

・保育に関わる勉強を幅広くしたい

 

◎通信教育の「試験対策講座」を受け、国家試験に合格する

国家試験の受験資格がある場合には、国家試験を経て資格を取ることができます。ただし、保育の専門知識が問われる試験で、合格率は例年10%前後と難しい試験なため、試験合格のための通信講座があります。期間は半年〜1年程度です。

 

この講座はこんな人に向いています。

・最短で保育士資格を取りたい

・仕事があるので、仕事と両立できる方法で受験したい

・受験対策をしてくれる予備校などが近くにない

・保育の専門学科を卒業していないので、基礎知識から勉強したい

・保育の専門学科を卒業したがブランクがあるので、受験が不安

・効率的に勉強して、一回で合格したい

 

◎通信教育の「受験資格取得講座」で受験資格を取得し、国家試験に合格する

最終学歴が高卒で実務経験もなく、国家試験の受験資格を持たない場合には、受験資格を通信教育で取得する方法があります。「第一学院高等学校専攻科」の「保育士専攻コース」では、2年間で9科目、36単位を修得することで受験資格を取ることができます。

 

 

大人になってから資格を取る場合には、さまざまな事情によって通学での資格取得が難しい場合も少なくありません。ですが、今は学校も国家試験も通信という便利な方法があり勉強しやすくなっています。まずは資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。

保育士の資格は通信講座で取る!


保育士の仕事内容・給料・年齢制限

保育士の資格を取得すると、どんな仕事ができるのでしょうか。また、給与面での待遇はどうか、仕事をするのに年齢制限はあるのかなど調べてみました。

 

◎保育士の仕事内容

保育士の仕事は、0歳〜6歳児を対象にした乳幼児の保育です。小さな子どもの保育は、身の回りの世話を中心に、遊びや生活習慣のしつけなどを通じて心身を健全に育てていくという重要な仕事になります。保育士は2003年から国家資格になり、資格取得後に保育士として就職するには各都道府県への保育士登録が必要です。

 

職場としては、実にさまざまな施設があります。保育所を中心に、乳児院(保護者がいない、もしくは保護者による保育が難しい2歳未満の乳幼児を預かる施設)、児童養護施設(幼児〜18歳までの保護者がいない、保護者から虐待されている子どもを預かる施設)、障害児施設といった施設から、最近ではデパートなどの保育スペースでの仕事もあります。

 

具体的な仕事内容としては、次のようなものがあります。

・身の回りの世話(沐浴、おむつ替え、ミルク・食事介助、トイレ介助など)

・生活習慣を教える(食事の仕方、排泄の仕方、睡眠、清潔、服の脱ぎ着)

・心と体の健全な発達を促す(音楽、造形、言語の遊び、アクティビティ)

・親とのコミュニケーション、育児サポート

・地域のコミュニティづくり

 

◎保育士の給料

保育士の給料は、初任給で10〜17万円程度です。小さな子どもを相手にする仕事の大変さに比して、給与面での待遇が良くないと以前から指摘されています。公立施設の場合は公務員になるので、比較的給与が良いケースもあります。

 

政府の統計調査によると、保育士の全国平均年収は約323万円、平均月給は約22万円(35歳)となっています。こうした実情を受けて、2017年より保育士の月給引き上げが検討されています。実現すれば2%、約6000円アップとなる予定です。

 

◎保育士の年齢制限

各都道府県への保育士登録に年齢制限はありません。実際の求人では年齢制限がある場合もあります。保育園の正職員では求人年齢が低い傾向はあります。しかし、保育士の求人は多岐に渡っており、即戦力が求められる職場や学童保育の指導員のような求人では求人年齢が高めです。保育士として働くのに年齢制限はありませんが、職場のニーズによって求人年齢が異なると考えておきましょう。

 

保育士は年齢に関係なく続けられ、結婚や出産などもプラスになるので女性にとっては働きやすい資格といえます。保育士のニーズが増えているので、給与面は今後の改善が期待されています。


保育士の就職先・求人情報

保育士のニーズが高まっている今、活躍の場はどんどん広がっています。
保育士の資格を生かして働ける場所にはどんなところがあるのでしょうか。
◎保育園・保育所

もっとも一般的な就職先は保育園・保育所です。公立と私立があり、公立の場合は公務員となります。私立の場合は、認可保育所と認可外保育所、ベビーホテル、 託児所、病児保育施設などがあります。

 

ベビーホテルというのは、深夜まで子どもを預かってくれて24時間対応してくれる認可外保育施設です。19:00以降の保育や宿泊を伴う保育、時間単位での預かり保育をしている施設で、院内託児所や事業所内(社内)託児所ではない施設をいいます。

 

病児保育施設というのは、病気やけがで登園できない子どもを一時的に預かる施設です。また、家の事情で保育が一時的に困難になっている子どもも預かります。

 

◎さまざまな場所に設置される託児所

託児所にはいくつか種類があります。病院の看護師が子どもを預ける院内託児所、企業が社員の子どもを預かる事業所内(企業内)託児所、認可外の保育所である託児所のほか、デパートやショッピングセンターに併設されている託児所、イベント時に一時預かりを行う託児所などがあります。

 

◎認定こども園

2006年10月からサービス開始している認定こども園は、就学前の子どもに対して保育と教育の両方を行う施設です。具体的な施設内容や運営は各自治体が条例に基づいて行っています。既存の保育園・幼稚園で一定基準をみたしたところが認定こども園になるケースと、新規に認定こども園として立ち上げるケース、認可保育所と認可幼稚園を合体させて運用するケースの4つがあります。

 

◎保育園以外の公共施設

保育園以外では、児童福祉施設や養護施設、乳児院、助産院、知的障害児施設、児童自立支援施設、母子生活支援施設、児童家庭支援センター、放課後学童クラブや地域の児童館などがあります。

 

◎病棟保育士

求人としては少ないですが、小児病棟に入院している子どもの保育を行う病棟保育士(医療保育士)もいます。保育士の資格があれば就職できますが、2007年から「医療保育専門士」という専門資格もできています。

 

◎保育士の求人は増えている

平成26年初頭の求人倍率は1.74倍と、保育士の求人は近年伸びています。働き方としては、正規職員になる以外にも、パートや派遣として働くこともできます。男性の保育士も増加傾向にあり、現場でも子ども達の人気を集めているようです。小さな子どもを預けられる施設は今後増えていくと予想されるので、保育士の求人倍率はこれからも伸びていくものと思われます。

 

子どもの健やかな成長をサポートできる保育士の仕事には、楽しさとやりがいがあります。職場も広がりつつある今、保育士の資格は今後ますます魅力のあるものになっていくに違いありません。

 


高卒が保育士の資格を取るには

保育士資格を取得する場合、最終学歴が高校卒業である場合には、どんな方法で取ることができるのでしょうか。その方法を詳しくご紹介します。

 

◎高卒で保育士試験を受ける場合は、受験資格に注意

高卒で保育士資格を取るには、保育士の国家試験を受験して合格する方法があります。養成学校に通うよりも短期間で資格を取れる可能性があり、費用も安く済むのがメリットです。

 

しかし、平成3年4月から受験資格が変更になり、受験するには短大卒程度以上の学歴が必要となりました。つまり、4年制大学、短期大学、高等専門学校、2年制以上の専門学校を所定の単位を取得して卒業した人に受験資格があります。

 

ただし、この変更に伴い、次のような人にも依然として受験資格が認められています。

・平成3年3月31日以前に高校を卒業した人

・高校の保育科を卒業した人については、平成8年3月31日以前に卒業した人

・児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間以上、保育の仕事に従事した経験がある人

(児童福祉施設とは、児童福祉法が定める11施設をいいます)

 

平成27年からは対象施設が広くなり、児童福祉施設以外でも法が定める14施設で2年以上かつ2,880時間以上、保育の仕事に従事した経験がある人は、受験地の都道府県知事の認定を受ければ受験資格を得られることとなりました。

 

また、最終学歴が高卒になる人としては、4年制大学を中退した人も含まれます。そのような人の場合は、大学に2年以上在学して、かつ62単位以上修得していれば受験資格が認められています。

 

◎保育士養成学校に入学して卒業する

厚生労働大臣の指定する保育士養成学校をきちんと単位取得して卒業すれば、別途試験を受けなくても保育士資格を得ることができます。時間も費用もかけられるなら、卒業すれば国家試験を受けることなく保育士資格がもらえるよい方法といえます。

 

保育士養成学校は2年以上のカリキュラムを持つ保育の専門課程を持つ学校(4年生大学、短期大学、専門学校)です。保育学科以外の大学・短大や保育専門学校以外の専門学校を卒業しても、保育士国家試験の受験資格は得られます。

 

◎通信制大学に入学して卒業する

保育士養成学校を卒業すれば無試験で資格を取れますが、実際に学校に通うのは難しい場合もあるでしょう。そんな場合は、大学や短大の通信教育を受けても同じように無試験で資格を取ることができます。自宅で勉強し、定期的にスクーリングを受けながら単位を取得してゆき、卒業すれば保育士資格が手に入ります。

 

◎通信教育で受験資格を取得し国家試験を受ける

高卒で例外措置の要件もみたしておらず国家試験の受験資格がない場合には、通信教育で受験資格を取得するという方法もあります。

 

(まとめ)

高卒でも、保育士資格を取得できるいろいろな方法があります。時間と費用に余裕がある場合は学校に通うこともできますし、受験資格をみたしていれば国家試験を直接受けることも可能です。自宅で勉強したい場合には通信教育を選択してもよいでしょう。

 

 

 


中卒が保育士の資格を取るには

保育士資格を取得する場合、高校中退など最終学歴が中学校卒業である場合には、受験資格が最大のネックになります。どうすれば中卒でも保育士になれるのか、その方法を詳しくご紹介します。

◎児童福祉施設での勤務経験があれば国家試験を受験できる場合がある

保育士の資格を取るには、専門の養成学校を出るか国家試験に合格しなければなりません。国家試験を受ける場合には、受験資格が重要になります。現在の試験では、受験資格があるのは大学、短大、2年制以上の専門学校を卒業した者もしくは大学に2年以上在学して62単位以上を修得した者です。つまり、最終学歴が中卒では原則として受験資格がないことになります。

 

しかし、中卒の人でも一定の要件をみたせば受験資格が認められます。それは、中学卒業後に児童福祉施設で5年以上かつ7,200時間以上保育の仕事に従事していた場合です。この場合は、中卒でも国家試験を受けることができます。

 

◎高卒認定→児童福祉施設で仕事をして受験資格を得る

上記の条件をみたさない場合に次に考えられるのは、高卒認定試験(高等学校卒業程度認定試験)に合格してから実務経験を積んで保育士試験の受験資格を取得するケースです。高卒でも、児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間以上、保育の仕事に従事した経験がある場合には受験資格が認められているからです。ただし、現実には中卒で児童福祉施設に就職することは非常に困難でしょう。

 

◎高卒認定→指定保育養成学校に入学する

保育士資格は厚生労働大臣指定の保育士養成学校を卒業すれば、試験なして取得することができます。このルートを中卒の人が取るには、まず高卒認定試験に受かって大学や短大、専門学校への受験資格を得て、次に大学、短大、通信制大学の保育科もしくは保育専門学校へ進学し、卒業することが必要になります。時間もお金もかかりますが、無事卒業すれば保育士資格が無試験で手に入ります。

 

高卒認定試験は、年に2回8月と11月に行われます。6教科14科目が試験対象で、6教科中8〜10科目が基準点をクリアすると合格となり高卒認定が受けられます。各教科の合格点は40点/100点です。そして、高卒認定を受けて各種学校への受験資格を得た後に、大学なら4年間、短大なら3年もしくは2年間、専門学校なら2年間学んではじめて保育士資格が得られます。

 

◎通信制の大学・短大を卒業する

どうしても通学できない場合は、大学や短大、専門学校へ通学する代わりに通信教育で資格を取得する方法もあります。数は非常に少ないですが、この通信課程がある通信制大学・短大が全国にあります。基本的に自宅での学習ですが、スクーリングや実習もあります。

 

(まとめ)

中卒で実務経験も全くない場合、保育士になるには長い道のりが必要です。しかし、方法はあるのですから諦めずに一歩一歩進んでいきましょう。

中卒から保育士になる最短ルート


主婦が保育士の資格を取るには

主婦の人が保育士の資格を取る場合も、他の場合と同じように保育士養成学校を卒業するか、保育士の国家試験を受けて合格するかのいずれかの方法で取ることになります。

 

◎中卒の場合

このままでは国家試験の受験資格がありません。ただし例外的に中卒でも、児童福祉施設で5年以上かつ7,200時間の実務経験がある場合には受験資格がありますので、国家試験を受けて合格すれば保育士になれます。

 

そうでない場合に保育士の資格を取るには、上記の実務経験を積んでから国家試験にのぞむか、もしくは高等学校卒業程度認定試験を受けて合格し高卒認定を受けたあとに、次のいずれかを選択します。

・保育士養成学校として指定されている大学、短大、専門学校に入学して卒業する

・保育科以外の大学、短大、専門学校に入学して卒業し国家試験を受ける

・児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間の実務経験を積んでから国家試験を受ける

・通信教育で受験資格を取得し国家試験を受ける

 

最も現実的な方法は、高卒認定を受けて保育士養成学校に通う方法です。

 

参考サイト

中卒から保育士になる最短ルート

 

◎高卒の場合

このままでは国家試験の受験資格がありません。高卒でも例外的に受験資格があるのは、次の場合だけです。

・児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間の実務経験がある

・高校卒業が平成3年3月31日までの場合

 

そうでない場合に保育士の資格を取るには、次のどれかを選択しなければなりません。

・保育士養成学校として指定されている大学、短大、専門学校に入学して卒業する

・保育科以外の大学、短大、専門学校に入学して卒業し国家試験を受ける

・児童福祉施設に就職し、2年以上かつ2,880時間の実務経験を積んでから国家試験を受ける

・通信教育で受験資格を取得し国家試験を受ける

 

最も現実的な方法は、保育士養成学校に通う方法です。

 

◎専門卒の場合

保育学科以外の専門課程を卒業している場合でも国家試験の受験資格がありますから、受験して合格すれば資格を取ることができます。または、保育士養成学校として指定されている大学、短大、専門学校のいずれかに再入学すれば、卒業とともに無試験で資格を取ることもできます。

 

◎短大卒の場合

こちらも保育学科以外の学科を卒業していても国家試験の受験資格がありますので、受験して合格すれば資格を取ることができます。または、保育士養成学校として指定されている大学、短大、専門学校のいずれかに再入学すれば、卒業とともに無試験で資格を取ることもできます。

 

◎4大卒の場合

こちらも短大と同じです。保育学科以外の学科を卒業していても国家試験の受験資格がありますので、受験して合格すれば資格を取れます。または、保育士養成学校として指定されている大学、短大、専門学校のいずれかに再入学すれば、卒業とともに無試験で資格を取ることもできます。

 

(まとめ)

いま主婦でも保育士の資格を取る方法はあります。学歴要件が重要になりますので、自分の学歴に照らし合わせて最適なルートを選びましょう。

 

参考サイト

保育士資格と試験対策・通信講座


保育士の試験と受験資格

保育士資格を取得するには、国家試験に合格する方法があります。

保育士資格は2003年から国家資格になりました。

試験は年に一回、筆記試験と実技試験が行われ、両方に合格してはじめて最終合格となります。

 

◎保育士試験の内容

国家試験は、正式名称を「保育士試験」といい、一般社団法人・全国保育士養成協議会が行っています。

毎年8月に一次試験、10月に二次試験が行われてきましたが、2016年からは4月に一次試験、7月に二次試験が行われています。

試験会場は、全国各都道府県に少なくとも一カ所は設けられています。

試験内容は、筆記試験と実技試験とに分かれており、一次試験の筆記試験に合格した人だけが二次試験に実技試験を受験することができます。

一次試験は8科目ありますが、科目ごとに合否が判定され、合格した科目は3年間有効です。

平成27年からはこの期間が延長され、一定の施設で一定期間以上の実務経験を積んでいる場合には、その施設の証明を受けて受験申込みをすることで、最長5年間合格科目の持ち越しが可能になりました。

 

◎受験資格

受験資格は、平成3年4月から「短期大学卒業程度」になりました。

学歴要件が引き上げられたことによる経過措置として、平成3年3月31日以前に高校を卒業した人( 高等学校の保育科を卒業した場合は平成8年3月31日以前に卒業の人)にも受験資格があります。もしくは児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間以上勤務していた人にも、短大や専門学校以上の学歴がなくても受験資格があります。

 

4年制大学・短期大学については、保育に関する学科を卒業していなくても受験可能です。

大学を中退していても、2年以上在学して62単位以上取得済であれば受験できます。

在学中でも受験資格があります。

専門学校については、学校教育法で定める専修学校で2年以上の専門課程を卒業もしくは在学していれば受験できます。

 

◎筆記試験の内容

筆記試験の科目は全部で8科目です(保育原理、教育原理および社会的養護、児童家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論)。

 

試験方法はマークシート形式です。合格点は60点以上/100点で、6割以上の得点が必要です。「教育原理および社会的養護」のみ各分野で30点以上/50点が合格点です。

 

◎実技試験の内容

実技試験は3分野の技術試験(音楽表現、造形表現、言語表現)に分かれており、この中から任意の2分野を選んで受験します。実技試験の合格基準点は、30点以上/50点です。

 

音楽表現の試験は、課題曲をピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかの伴奏つきで歌う弾き歌いを行います。

造形表現の試験は、保育の一場面について、試験当日に配られる条件をみたすような絵を45分間で色鉛筆で描きます。

言語表現の試験は、3歳児クラスの子どもに、課題絵本から1つの話を選び、制限時間3分の素話にまとめて話します。

 

◎合格率

保育士試験の最終合格率は毎年10〜15%程度です。

 

(まとめ)

保育士試験は年に一度の国家試験ですから、受験内容をきちんと把握してしっかり準備することが大事です。特に、一次試験に全科目合格するのがポイントになります。


保育士の資格取得方法

保育士になるには、保育士資格を取得することが必要です。

では、保育士の資格を取得するには、どんな方法があるのでしょうか。

方法は大きく分けて2つ、国指定の保育士養成施設を卒業するか、保育士の国家試験に合格することです。幼稚園教諭免許を持っている人の特例措置もあります。

◎保育士養成施設を卒業する

保育士資格を取得する方法としては、まず厚生労働大臣の指定を受けた各種保育士養成施設に入学し、定められた科目を履修して単位認定を受け、専門課程を終了して卒業する方法があります。

 

保育士養成施設としては3種類あり、4年生大学、短期大学、専門学校があります。4年生大学、短期大学の場合は「幼児保育学科 」「保育科」などの名称で専門学科が設けられています。保育専門学校も全国に多数あります。資格取得のためのカリキュラムとしては、いずれの学校でも国の定める基準に沿っているのでほぼ同じですが、大学や短大のほうが保育に関して深い勉強ができる、幅広く一般教養も学べるといったメリットがあります。

 

◎保育士試験に合格する

保育士資格を取得するには、国家試験に合格するという方法もあります。国家試験は年に1回行われ、筆記試験と実技試験とに分かれており、一次試験の筆記試験8科目全てに合格した人だけが二次試験に進み、二次試験に合格すると資格を取得できます。年齢制限はありませんが、学歴により受験資格が異なります。一度合格すればその後の更新は必要なく、一生資格を保持できます。

 

◎幼稚園教諭をすでに持っている人の特例措置がある

保育士資格については、いま特例制度が施行されています。「認定こども園制度」が実現するのに合わせて、必要な保育人材を確保するための制度です。認定こども園では、すでに幼稚園教諭免許を持っている人であれば、現在保育士資格を持っていなくても保育教諭として勤務できるという経過措置がとられています。しかし、経過措置期間内に保育士資格を取得するのが条件です。具体的には、国指定の保育士養成施設で研修を受け、全単位取得すれば試験免除で保育士資格が得られます。平成26年度〜平成31年度末までの期間限定の措置です。

 

この特例措置で保育士資格を取れる人は、次の2つの条件をともにみたす人です。条件をみたしていれば現在幼稚園などで仕事をしていない人でも取ることができます。

1.幼稚園教諭免許を持っている人

2.法律が指定する幼稚園などにおいて、3年以上&4,320時間以上の実務経験を有する人

 

(まとめ)

保育士資格を取得する方法はいろいろあります。新しい制度もありますので、よく調べて自分の経歴やキャリアに合った最適なルートを選択しましょう。


保育士の資格について

保育士とは0歳から6歳までの乳幼児に対して保育を行うことができる資格です。

平成15年から国家資格となりました。

国が指定する保育士養成専門学校を卒業するか、もしくは保育士試験に合格することで資格取得できます。

資格の中には、毎年もしくは数年に一度更新が必要で、更新のために研修を受けたり、再試験を受ける必要がある資格もあります。

しかし、保育士にはそのような更新手続きは必要なく、一度取得すれば一生「保育士」を名乗ることができるのがメリットです。

◎保育士の資格でできること

保育士の資格を持っていると「保育士」として仕事をすることができます。

保育士の職場はまず第一に保育園・保育所です。

さらに保育園だけではなく、障害児施設や自立支援施設、放課後児童クラブなど、子どもを預かり保育する施設でも一定数以上の保育士を置くことが義務づけられています。

保育サービスの一環として病児保育というものもあり、保育園に併設されているケースと、病児保育を専門的に行っているケースとがあります。

いずれも一定人数の子どもに対して必要な保育士の数が法定されています。

保育士は施設内に設けられた保育所で働くこともできます。

たとえば、夜勤があるなどシフト勤務がある病院では、一般の保育園に子どもを預けることができません。

そこで、医師や看護師、技士など病院職員の子どもを預かり面倒を見る施設を病院内に置くことがあり、これを院内保育といいます。

さらに近頃では、社員のために社内に保育所を置く企業もあり、このような施設で求職することが可能です。

◎保育士の需要

少子高齢化が進んでいますが、保育士のニーズは増加傾向にあります。確かに子どもの総数は減っていますが、子どもを預かるニーズは増えているのです。最近では、サービスの一環としてデパートなど商業施設内に保育スペースを設けるところもあります。保育士の資格がなくても勤務することはできますが実際には有資格者が優遇されますので、保育士資格を持っていると就職に有利といえます。

 

◎保育士の資格がおすすめな理由

保育士の資格が生かせる職場はたくさんあり、活躍の場は広いです。一度取得すれば更新不要で資格を保持できるので、ブランクがあっても再就職しやすいといえるでしょう。何よりも子どもの成長に寄り添い立ち会うことができるので、やりがいのある仕事といえるでしょう。特に子どもが好きな人にとっては、毎日子どもからパワーがもらえる素晴らしい仕事です。

 

(まとめ)

保育士の仕事は、乳幼児だけでなく、広く子どもの保育に関わる仕事に役立つ仕事です。仕事の場もどんどん広がっていますので、持っていると良い資格ということができます。